(10)茅歌コナギ-じゅずだまシリーズ

 …喋り声(話し声)を意識した音源のシリーズです。今のところ無印・灰・黒・白の4種類の声色を用意しています。

  喋らせた時、および唄詠などを用いて文章を読み上げさせた時に違和感のない声質・発音を目指しました。勿論UTAU上で使うこともできます。)

  全て1音階の連続音で、鼻濁音、VC音素(通常/無声化用)など喋らせるときに便利そうなものをつけてみました。


【1】~【5】すべてのpass:utauvb

★個別DL(唄詠等で使う場合や、UTAU上で他のじゅずだまシリーズと併用しない場合はこちらをオススメします)

【1】じゅずだま(無印) bowlroll

  やや明るく、柔らかい声です。灰と比べると女性的な印象です。エンジンはfresamp11をオススメします。

  デモ:唄詠+棒読みちゃん(resampler,B25)→同(fresamp11,B50)→UTAU(resampler,BRE25)→同(fresamp11,BRE50,フラグL2)

 

【2】じゅずだま灰 bowlroll

  やや明るく、強め・固めの声です。淡々と・ハキハキとしています。エンジンはfresamp11をオススメします。

  デモ:唄詠+棒読みちゃん(resampler,B25)→同(fresamp11,B50)→UTAU(resampler,BRE25)→同(fresamp11,BRE50,フラグL2)

 

【3】じゅずだま白 bowlroll

  弱く、可愛らしい雰囲気の声です。ささやき気味です。resamplerはあまり向いていません。fresamp11のほかに、tn_fndsもオススメです。

  デモ:唄詠+棒読みちゃん(resampler,B25)→同(fresamp11,B50)→UTAU(resampler,BRE25)→同(fresamp11,BRE50,フラグL2)

      →同(tn_fnds,BRE50)

 

【4】じゅずだま黒 bowlroll

  暗く、低めの声です。こちらもささやき気味です。tn_fndsもオススメです。

  デモ:唄詠+棒読みちゃん(resampler,B25)→同(fresamp11,B50)→UTAU(resampler,BRE25)→同(fresamp11,BRE50,フラグL2)

       →同(tn_fnds,BRE50)

 

 

 ★セットでDL(UTAU上で他のじゅずだまシリーズと併用する場合のみ、こちらをオススメします)

【5】じゅずだまセット bowlroll

 無印をベースに統合してあります。無印が併用エイリアス無し、灰が「灰」、白が「白」、黒が「黒」です。

 UTAU上で併用して歌わせる・喋らせるときにご利用下さい。(配布動画の歌唱部分はこのセットを使いました。)

 

※周波数表は.frqファイルのみ添付しております。 
 
収録音階:無印・灰・白はC4付近、黒はA3付近

 収録リスト:巽様作 8モーラ連続音リスト(ガ行あり、息、語尾息、語尾吸、VC音素等追加)

       ※特殊音素についてはページ中段以降でご説明します。

 収録テンポ:140bpm

  

《配布動画

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm31367745

 Youtube版↓


※調声メモ・唄詠使用時のオススメ設定など

 ★喋らせる場合のおすすめエンジンはfresamp11です。白・黒はtn_fndsもオススメします。

  resamplerでも動作すると思いますが(多分)、機械っぽさが目立つ場合があります。

  私は唄詠でもfresamp11を指定して喋らせています。(resampler高速化パッチが便利です。)

 ★唄詠を利用する際のオススメ設定

  音域:無印・灰・白はA#3~D#4くらい、黒はG#3~C#4くらいが良さそうです。

     あまり低すぎるとノイズが生じますし(白・黒は比較的耐性あり)、高すぎると喋り声らしさが薄れるようです。

  フラグ:B25~50(下げすぎるとキンキンするかも)、fresamp11を指定する場合はさらにL2~3を設定すると良さげです。

  速度(棒読みちゃん等のソフトで設定):やや速めの方が人間らしい気がします。棒読みちゃんなら120くらいとか…

 ★歌わせる場合、それぞれ単音階なのでfresampが合わない場合があるかと思います。

 (フラグで調整していただいたらなんとかなるかも…)他のエンジンもお試しください。

  音域も狭めです。無印・灰はA3~C5、白はG3~C5、黒はF3~B4くらいまでならば大丈夫だと思いますが…

  発音の面でも、他の多音階連続音のような伸びやかさはありませんので、読み上げる・つぶやくような歌い方になりがちです。


※特殊音素のご説明  同内容の文書を音源にも同封しております。

★息 「息短」「息長」「息吐」

 …息継ぎの音です。前の音と重なる場合は、エンベロープの調整をお願いいたします。

 

★語尾息 「a R」~「n R」、「a R2」~「n R3」、「a R3」~「n R3」

 …「あー(吐息)」の「ー(吐息)」の部分です。語尾のあとに吐く息が入ります。

 うまく音が減衰しない(語尾が消えていかない)場合は、エンベロープの終わりのほうの形を変えるとよいと思います。

 「x R」は長め、「x R2」は強くて短め、「x R3」は吐息成分少なめの語尾息です。

 

★吸う語尾息 「a 吸」~「n 吸」

 …「あー(ブレス)」の「ー(ブレス)」の部分です。語尾の後で息継ぎします。

  先行発声の位置はブレスの始まりのあたりに置いています。お好みで調整して下さい。

 

★鼻濁音 ガギグゲゴ(「a ガ」「i ゴ」など)

 …喋らせるときに自然になるかなと思ったので収録しました。鼻濁音になっていなかったらすみません。

 

★緩めの発音の差分 す、ず、つ、る(「a ず緩」「i る緩」など)

 …微妙な差異ですが、歌わせる時はこちらの差分を使ったほうが自然になるかもしれません。

 

★長母音 「a あL」~「n んL」

 …「あー」と歌った際の「ー」の部分です。

 母音が引き延ばされる部分にノイズが生じやすいので、それを軽減するために作りました。

 声質が馴染まない場合はg値やBRE値を調整していただくか、通常の音素(「a あ」など)をご利用下さい。

 

★喉切り母音

(1)歌い出し 「・ あ」~「・ ん」、「・ あ2」~「・ ん2」 ※中黒の後に半角スペースが入ります

 …「あーっあー」と発音した際の「っあ」です。「あ〝」という感じの、尖ったような力んだような音です。

  『歌い出しの喉切り』『歌い出しのエッジ』等々と呼ばれる音かと思います。

  数字のついていない方が自然で、「2」のほうが強めです。

 

(2)喉切り語尾音 「あ ・」~「ん ・」

 …「あーっあ」と発音した際の「ーっ」です。ガリガリとした音が残ります。

 

(3)喉切り母音の連続音「a ・あ」~「o ・ん」 ※アルファベットの後(中黒の前)に半角スペースが入ります

 … 「あ・あ・い・あ・…」と発音して、それぞれ連続音の形で切り出しました。

  音と音の間が広いと感じた場合は、子音速度を上げたりSTPの値を多くすることで馴染むと思います。

 

★VC音素

(1)普通のVC音素 「a k」「a s」「a t」「a m」「a r」など

 …CVVC音源のVC音素を参考に切り出した物です。初めてやってみたのでかなり手探りです。

  (なお、CVVC音源としての動作は確認していません。多分うまく動かないんじゃないかと思います…)

  促音や溜めを作るとき、または語尾音として使うことを想定しています。

  例)「あっさり」→「- あ」「a s」「- さ」「a り」

    「いやだっ!」→「- い」「i や」「a だ」「a t」

 

  語尾音と同じく、うまく減衰しない場合・余計な音(残響)が鳴る場合はエンベロープの終わりの方の形を変えてみて下さい。

 (余談)コナギの過去の音源で「促音用音素」として設定していたものは、「a t」~「n t」に相当するものでした。

 

(2)無声化用のVC音素 「a kk」「a ss」「a ssh」「a zz」「a gg」など

 …喋らせるときに便利だと思ったので切り出した物です。「あk...」「あs...」みたいな音が鳴ります。

  Cが破裂音・破擦音であるVC音素のうち、母音の無声化に関わりそうなものを調べてできる限り設定しましたが、

  私の発音に関する理解が十分ではないので欠けがあると思います。

  (1)の普通のVC音素と比べて、先行発声(+固定範囲・右ブランク)の位置が遅くなっています。

  母音が無声化する部分に使えるかもと思います。

  例1)『つゆくさ』→「- つ」「u ゆ」「u kk」「- さ」

     …ここで「u k」を使うと、『く』に相当する音が鳴らず不自然になります。

     (「u k」は、『く』に入る前の無音部分までしか鳴らない設定だからです。)

  例2)『そうです』→「- そ」「o お」「o で」「e ss」

  どんなタイミングで無声化するかはルールがあるようでして、私ももっと学ばなければと思います…。

 

  音がチリチリしやすいですので、音量を下げるか、語尾音のようにエンベロープの終わりの形を変えて

  早めに減衰させると良いかもです。

  後ろにCV音素(「- さ」等)を繋げるのが結構難しいときがありますが、解決策は上記のエンベロープの調整

  くらいしか思いついていません…すみません…

  C音素やCC音素を作るのは諦めました…。