※おまけ音階（E4開）のご説明※

　通常の音階（B3・E4・A4）は全体的に強い・力んだ声になっているため、早口な部分などでは違和感が出る場合があります。

　「E4開」はE4と比べると少しだけ発音が柔らかいので、さらさらっと歌わせたい部分などでお試し下さい。

　※この音階のみ古いマイクケーブル（通常連続音～わたすげの収録に使ったもの）で収録していますので、低音耐性に難があります。すみません。

※もともとは、強さが足りない・声が明るすぎる等々の理由で没にしようとした音階で、調声中に意外と使えそうだと気づき、復活させました。

　prefix.mapには割り当てておりませんので、ご使用の際は、歌詞の最後に「E4開」と付け加えてください。 e.g. 「a あE4開」

※調声メモなど※

　★コナギの他の音源と同じく今回も子音が長めです。

　　ミドルテンポ以上の曲を歌わせる場合は子音速度140以上をオススメいたします。

　★従来に比べてピッチシフトや低音に少しだけ耐性がつきましたが、それでもガサつく場合があります。

　　その場合はbre0（Bフラグ0）、Fフラグ4程度などをお試し下さい。

　★コナギの他の音源と併用できるかは確認しておりません。（発音の差異が大きいかと思います…orz）

　　声色だけでしたら、g-3で通常連続音、g-5でこうほね（明連続音）に近い高さになります。

 ※特殊音素のご説明※　　同内容の文書を音源にも同封しております。

※明連続音「こうほね」とほぼ同じです。（息・長母音を一部追加しました。微妙音素はありません。）

★息（息短、息長、息吐）

　…息の音です。

★長母音 「a あL」～「n んL」及び「a あL2」～「n んL2」

　… 母音を引き延ばす部分にノイズが生じやすいので、それを軽減するために作りました。(あまり効果のないものもあります…)

　　　「a あL」：「あー」と歌った際の「ー」の部分です。原音は長いですが声質の差が気になる場合があります。

　　　「a あL2」：「ああいあうえあ」の「ああ」等から切り出しました。長さはありませんが、声質の差は小さいと思います。

　… 声質の差が気になる場合は、bre値・gフラグを調整していただくと馴染むかもしれません。

★語尾息 「a R」～「n R」及び「a R2」～「n R2」

　…「あー(吐息)」の「ー(吐息)」を抜き出しました。語尾のあとに吐く息が入ります。

　　 語尾に使い、ノートの長さを60～120・音量を50～70くらいにするとなじむかと思います。

　　無印より2のほうがやや強めの息です。

　　※いずれも、mod0での使用をおすすめめします。

★促音用音素(？) 「a あっ」～「n んっ」

 　…「あーっと」と歌った際の「ーっ」の部分です。

　　　一般的には″舌きり″″舌止め″などと呼ばれている音かもしれません。

 　　　中の人が促音の部分の調声に困ったために作ってみたものです。

　　　この音素を語尾息のように使い、その後に短い休符を置き、後続の音の子音を長めにするとそれっぽいかなと…

★歌い出しエッジ音素 「・ あ」～「・ ん」及び「・ あ2」～「・ ん2」　※中黒のあとに半角スペースが入ります

  　…「あーっあー」と発音した際の「っあ」です。

　　　「あ〝」という感じの、尖ったような力んだような音です。

　　　歌い出しのエッジ音素と呼ばれる音かと思いますが、一般的なものとズレていましたら申し訳ありません。

　　　無印のほうが自然で、2のほうが強くガリガリとしています。

★喉切り語尾音　「あ ・」～「ん ・」

  　…「あーっあ」と発音した際の「ーっ」です。

　　　促音用音素と似ていますが、口を閉じず喉で音を切るところ、喉が鳴っているところが違う点かと思います。

★喉切り母音連続音「a ・あ」～「o ・ん」

 　… 「あっあっいっあっ…」と発音して、それぞれ連続音の形で切り出しました。

 　　　音と音の間が広いです。子音速度を上げたりSTPの値を多くすることで馴染むと思います。